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OZERO

こちらは作家samanthaが書いている創作世界のお話と挿絵、日々の落書きなどを綴っているブログです。リンク、コメント、トラックバック等、お気軽に。イラストやお話等のお持ち帰り、無断転載、転用、加工等全ての事は一切禁止です。ブログ内の全ての画像、文章の著作権はsamanthaにあります。

JUGEMテーマ:創作イラスト

 

「今すぐ死ぬのと生き地獄、貴方はどちらをお望みですか?」

 

 

 

こんにちは黒レクムさん。

誠実で物腰柔らかく紳士で皆から信頼されて疑いの余地のない完璧に見えるような人の陰の顔ってゾッとする。

レクムさんはそういう一面を持っている。ブラックな一面が表に出ている時の彼を黒レクムって呼んでる…w

顔がやばいよ狂気に満ちている〜。あかんスイッチが入ってしまった顔だ。

 

 

 

 

この絵の一場面の話。

シャルル国王子スゥ君はまだ幼く、一国の頂点に立つには未熟な面が沢山あります。

国のトップが弱者である以上、潰すなら今のうち。と考える者は少なくないでしょう。

それは国外国内問わず、国を制圧もしくは王座を奪い自らが王として統治しようと考える者はどの世の中にも存在します。

王子の暗殺を企てる者が裏で動いている事、これに王子の側近レクムは気づいていました。

目星はついてはいるものの、確たる証拠が無ければ反逆罪で捕まえる事は出来ない。

ならば機会を待つのみ、と彼は何も気づかないふりをしつつ心の目は鋭く光らせ過ごします。

 

暗殺を企てる者に雇われた殺し屋が動いた、その夜のこと。

待ち伏せをしていたレクムは彼を捉え捩じ伏せ脅しをかけます。

「今すぐ死ぬのと生き地獄、貴方はどちらをお望みですか?」

この言葉の意味を殺し屋は直ぐに理解しました。

この先の未来を選択させるような事をレクムは言っていますが、勿論相手に何方かを選ばせる気などさらさらありません。

聞ける情報は根掘り葉掘り聞き出す。その為の手段は選ばない。

そういう生き地獄を与えた後、命は断つ。反逆罪で罰する。

そうして聞き出した情報により、暗殺の首謀者は追いつめられていく。

 

 

 

 

レクムさんが黒い笑みを浮かべた時、それを見た者は生きてはいられません。

きっと消されるのが落ち。色々な場合があるけれど。そういう怖い面をこの人は持っています。

が、それも全ては主であるスゥ君を守る為。

汚い仕事は裏の見えない所で彼が処理しています。

表の奇麗な面だけで生きていけたらいいけれど、そんな綺麗事は世の中通用しない。

汚い事を考える者が存在する限り。

綺麗事は単なる理想であって、実際はその裏に陰があるから、表が綺麗に保たれる。

陽のある所には陰がある。そういう事。

 

ただ、レクムは主であるスゥ王子にはこういった裏の一面を一切見せません。

(冗談まじりのドSな面は別として)

自分の事を心から信頼してくれている主のその奇麗な心を恐らく壊したくはないのでしょう。

ただ、そう思えば思う程、スゥ君から純粋な目を向けられる度に何とも言えない罪悪感のようなもので苦しくなっていくでしょうに。

スゥ君の前でだけは、きっと彼もヒーローでいたいのかもしれない。

 

それと同時に思う事。

色々な不安を抱え辛い思いをしてきた幼い王子にこれ以上不安を抱かせるような事はあってはならない。

今は笑顔で幸せに過ごせている主には、可能な限りこのままでいてほしい。そうさせてあげたい。

この先の未来に予想される不安が彼にも自分にもまだある事をレクムは薄々気づいているのでしょう。

だからこその今、とも思っています。

スゥ君は己の立場は常に危険と隣り合わせだという事も、いずれは知っていかなければいけないから。

主の忠実な部下レクムは、スゥ君の幸せの陰でひとり汚い仕事もしているのでした。

 

 

 

 

スゥ君がそれを知ったらきっと悲しむと思う。

それは自分の身の不安について以上に、レクムがそういう事を自分の為にしている、という事についてね。

スゥ君は自分の幸せの為に誰かが犠牲になるのは絶対に嫌だ、と思うタイプ。

それについてもきっとレクムは理解しているでしょうね。

全ては己のエゴだったとしても、彼はそれを貫くのだろうな。

それがレクムさんだからな。笑顔の仮面の下に色々な物を抱えて生きている人です。

 

レクムも00-ジャックもゾウウも、兎に角不器用な人が多いな。

みんな器用に生きられたらいいのにね。でもそうもいかないんだろうな。

オゼロの世界は基本キラキラしているけれど、そうじゃない面もあるよ。

ぼかしながら書いてはいるけど、少しずつそういう所も見せていきたいんだなぁ。

それも含めてオゼロの世界だから。

 

 

 

 

以下雑記

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| 【お話】幸福の国(シャルル国) | 12:19 | comments(2) | trackbacks(0) |
にゃんにゃんにゃん

JUGEMテーマ:創作イラスト

 

 

「ゾウウ様、猫化しておりますにゃ。ご確認ください」

「今年もか…!?」

 

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昨日は猫の日でしたね。最近絵を描いたらそのまま睡魔に負ける様に寝てしまいます。

記事更新したくて色々下書き状態のまま止まっていたり、そこまですら出来ておらず載せられていない絵や話が溜まっていくよー。

やだやだ〜〜もっと更新したいよ〜〜え〜〜〜ん!!!!ジタバタ

がきんちょみたいな事を言ってしまった。

 

 

 

 

絵の話に戻ります。

今年もネコ化?してしまったゾウウさんwith猫の召使たち。

線画の状態好きだったからついでに見てくれ!

今年もって?去年も数年前もネコ化しているんだよ彼は。

去年の落書きはこちら→

なんか自分の中での猫の日ネタと化してしまっているのでまた来年も描こうかね。

猫の召使って?って感じですよねー。いやほんと全然お話出来てないよね。

この子達は昔からゾウウ家に居るわけではないんですよ。

 

ゾウウは弱っている動物とか迷子ネコとか見つけるとすーぐ拾ってきてしまうタイプ。

見た目によらず放っておけないタイプなんだよね。

この記事でも書いたけど、こんな感じでにゃんこをよく拾ってきます→

 

で、お世話が大変なので拾ってこないでくれと言っているのにも関わらず、結局ひろって来てしまうゾううに対し、ファロア君はついに「いい加減にしてよ!!!!」ってな感じでぶちギレてしまいます。そりゃそうだ。

生活に困ることが無くなったが為に一日中食うか寝るか(たまにトイレ)しかしなくなった家ネコ達に対し、「猫達にも働いてもらう」という結論に至ったファロア君は、魔界に住む石(鉱物)の神シルビアの下へ行きます。

(兄貴にいくら拾ってくるなと言っても拾ってくるので、そこはもう諦めた)

 

 

 

 

石の神シルビアは神様が扱う不思議な能力(無から有を生み出すことが出来る、一見魔法のようなそれ以上の力のこと)の扱いに長け、その"神の力"を使って自ら生み出した鉱物たちに命を吹き込み、召使として使役しています。

それを知っていたファロア君は彼女にその力を利用してうちの猫達にも術をかけてほしいとお願いをします。

その結果、シルビアの力により二足歩行と仕事をこなす為に必要な色々な能力を身につけた猫たちは、今ではすっかりゾウウ家の召使として日々働いています。

と言ってももとは猫なので。マイペースだしゾウウやファロア君にはゴロゴロ甘えるし、暇さえあれば寝る。

日向大好き。

 

主にどんなお仕事をしているかというと、衣装係として活躍していますよ。

ゾウウやファロア君は沢山の衣類品を所有しているのでその管理と、壊れた装飾品や服のほつれた部分等の修復、ゾウウとファロア君が日々着る服をコーディネート&それを着せる、といったお仕事を中心にしています。

服のデザインを考えたり、必要な素材を発注したり探しに行ったり、そして加工したり…と、だんだんと腕を上げて出来ることが増えていく猫達は何気に優秀です。出来る子たちだな。

あとはベッドメイクとか、食料の調達とか、お掃除とかそういう雑務を日々してくれています。

ゾウウもファロア君も家の事をかれらがやってくれているので、それらに関しては楽が出来るというわけだ。

 

こういう、日常とか家の事情とかももうちょい見せていきたいなーと思っています。

以下雑記。

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| 【お話】神様たち | 16:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
良き理解者

JUGEMテーマ:創作イラスト

 

今年は一月も前にバレンタイン絵を描いていたのに、記事更新が間に合わないという致命的ミス!あうち。

今年もこのにこいちコンビのVD絵だよ。これは去年の描けなかったラフを基に完成させた一枚。

チョコレートフォンデュVDというお題をいただいて描いたものの、お題のチョコソースや食べ物があまり目立たない感じになってしまったので反省。

しかもお題いただいてから一年経ってしまいました;わーんすいません!でもお題嬉しかったです!感謝。

 

絵はまぁなんていうかふたりの、いつもの感じのやり取りにおさまりましたよ。

ほんと何年もこのふたりのこういう様子しか描いてないんじゃないか!?

描いてて楽しいけどな。わはは。

 

今回の絵はフィリアがいちごを手に、00-ジャックに「食べる?」と言っている一場面。

それに対しては「食うけど自分でな」という返答の00-ジャックさんですよ。

因に彼の持っているうさちゃんフォークはこの時のアレです→

お気に入りのフォークなので何気にいつも使っているw顔に似合わず可愛いものが好きらしい。

フィリアの膝元にあるピンクの器のチョコソースにディップしていただきます。

 

以下ふたりの会話↓↓続きを読むにて。


 

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| 年間イベント | 01:25 | comments(0) | trackbacks(0) |

JUGEMテーマ:創作イラスト

 

 

気づいたら2月に入っていてびっくりのsamanthaです。

先月の最後の日に皆既月食ありましたね。

色々と奇跡が重なった御陰でスーパーブルーブラッドムーンとか強そうな呼ばれ方してましたね。

月の明かりが少しずつ欠けていく様やその後赤い月が浮かんだりととても幻想的でした。

こういう月の現象を見る度に絵にしたいと思うのですがいつも思うだけで終わっていたので、

今回は月食を見てすぐお絵描きしましたよ。やはり記憶が新鮮なうちに描くのはいいね。

記事は長いので途中から畳みます。

 

今日は月の女神ミラさん。一体何年ぶりに描いたのか…ごめんよ…。

左は普段のミラ。右は今回の皆既月食中に見られたブラッドムーン状態(赤い月)のミラ。

右の状態の時は彼女も珍しく赤いドレスをお召しなのかもしれない=赤い月という発想から。

月の女神ミラには二柱の妹神が居ます。三姉妹。

長女ミラ、次女ミランダと末っ子のフィリアは月と共に惑星マザーの周りを公転している衛星の女神様。

彼女達も大きな括りで言うと"星の神様"なんだよね。

フィリアには素敵なお姉様が二柱も居るんだぜ。なかなかお披露目出来てないけど。

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| 【お話】神様たち | 16:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
好物

JUGEMテーマ:創作イラスト

 

昨日はいちごの日(1/5)の日だったそうなので楽書きしました。

間に合わなかったけど忘れない内に載せておく。

おなじみのにこいち。00-ジャックとフィリアだよ。

 

この前友人と話をしていた時に、マザーの住人達の好物の話になったんですよ。

その時「00-ジャックは甘いもの全般、特にチョコレートとあとはイチゴが好物なんだよ〜」って話をしたの。

これ言うと結構意外なのか驚かれる事多くて楽しいので機会があれば人に話たりする情報。

イチゴ味のお菓子も好き。ラズベリー・ベリーというお店が作るイチゴミルク味の飴なんかも好き。

あとはフィリアが作るふわっふわの卵焼き(塩味)が好き。

因に嫌いなものはピーマン、人参、しいたけ。子供か!!

 

そしてレクムさんの好物も当然同じくチョコレートとイチゴですよ。

あとミルクティーが大好きなのでしょっちゅう飲んでます。

暇さえあればティータイムもうけているんじゃないでしょうかね。

因にレクムさんがそれとなく仕込んだが為に、スゥ君の好物もミルクティーとチョコレートになったという裏話。

レクムお前というやつは。

 

 

 

話が逸れ過ぎましたが、今日の絵はふたりでイチゴを食べてる様子の一コマを描いたのですよ。

00-ジャックはフィリアの「はい、あーんして」みたいに食べさせてくるやつ、出会ってから暫くは「いや、自分で食うから…!」と言わんばかりにさらりとかわしてたけれど(単純に恥ずかしいってのもあると思う)そういうの何年かしたら慣れてきて、その内自然とそれに応えるようになるんだろうな。

いや、いいって!みたいに、変に拒否する方がやり取りの回数が増えて恥ずかしいみたいな。

すんなり口あけてもぐもぐ食べちゃえばそれで済む上に、慣れれば別になんてことない。

フィリアが口元に食べ物を持ってくるのも、周りにこのやり取りを見せびらかしたいからとかそんなんじゃなくて、自然に「食べる?」って意味ですっと持ってくるだけなので、それに過剰に反応する方が逆に恥ずかしいみたいなやつ。

この感覚伝わる???00-ジャックよ、君のこの感覚を言葉にするのとても難しいよ…

この記事を読んでくれているそこのあなたに伝わってほしいぜ…

 

 

 

ピンクって可愛い色だよね。実はピンクは好きな色のひとつなので今回大きい面をピンクでべた塗り。

ピンク繋がりで言うと、フィリアは昔ピンク色が好きでその色の服や小物をよく身につけていたりしたのだけれど、とある神様から「お前にピンクは似合わない」と言われてしまい、それ以降全く身に付けなくなった話があるんだよ。

それについてもそろそろ何処かでお話したいですね。ちょっと可哀想なお話。

でも最後はちゃんと救いがあるよ。00-ジャックのいい所が見えるお話でもあるのでそゆとこ上手に形にしたいね。

 

このふたりはお互い言葉を介さずとも意思疎通が出来るレベルにまで達する、お互いの凸凹具合が丁度よく嵌ったようないいコンビなので見ていて気持ちがいい。正に阿吽の呼吸ってな感じで。

去年あまりこのふたりの絵や話をかいてあげられなかったので、今年は出番少し増やしたいな〜。

 

| イラスト | 20:59 | comments(2) | trackbacks(0) |
2018

JUGEMテーマ:創作イラスト

 

あけましておめでとうございます!

昨年も大変お世話になりました。

今年も私とオゼロの世界をどうぞ宜しくお願い致します!

 

新年のご挨拶記事が遅くなりましたが、私は元気です。

大晦日から昨日まで絵や文をかくことから離れて色々リセットしようと思ったのですが、こんなに創作活動から離れる事が今まで覚えている中では無かったせいか、たかだか数日のはずが結構な時間描いてないような変な感覚になり、あっさり創作活動に戻って来ましたよ。

脳内では相変わらずマザーの住人達が居てくれていたけれど。

かれらがお餅食べている姿を想像しながら私はおしるこを食べていたよ。うまかった。

 

 

 

年明け最初の絵は惑星マザーに住む神様達が新年を祝って世界に乾杯!の図。

この後かれらは食べて飲んで寝て自由気ままにぐうたら過ごしたわけですが、そろそろかれらにも働いてもらいますよ。

という事で、今年もかれらと一緒に活動していきたいと思います。

因に絵の右下の手は右がガルディア、左がフィリア。

本当はこの絵、かなりの人数がごちゃごちゃいるような一枚になる予定でしたが間に合わなかったんだよ〜。

そこら辺はもう皆様のスバラシイ想像力で脳内補完してやってください。

 

そして皆様、素敵な年賀状をどうもありがとうございました!

送って下さったご本人様のご住所の記載が無いものはお返事出せない&出していいのか分からないので、こちらにてお礼を言わせて下さい。

私からの年賀状はぼちぼち着いているかと思いますのでどうぞもらってくださいね。

 

 

 

去年はプライベート面では散々な年となってしまいましたが、作家活動は恵まれていた御陰でそこから元気を沢山いただいていました。

ありがとうございました。

やはりどんな時もオゼロの世界やそこの住人達のへのお言葉をいただけるのは嬉しい。

いや、本当に言葉をかけて下さる方が思っている以上にこちらは相当喜んでいるのですよ。

言葉は宝だし、いざという時自分に元気を与えてくれるお守りみたいなものだから。

去年は結局自分の限界をまた見誤り11月で息切れをしたので、今年こそほんと無理しないで出来る範囲をちゃんと見極めて活動するぞ〜。

無理したくない。やだ。根はぐうたら人間なのでバランス良く生きたいぜ…。

昨年は透明水彩をはじめてから10年という節目の年でしたが、自分まだまだなのでもっと精進していきます。

そのお祝いはここでひっそりしようと思っていたのですが色々あってしそびれていたので、

落ち着いたらちゃんとここでお祝いしたいな。

水彩に限らずオゼロの住人達の御陰で苦手な物事も克服しながら活動を続けてこれているから、かれらにちゃんとありがとうと言いたいです。

 

長くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いします!

 

| 年間イベント | 14:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
彼にとっての宝物

JUGEMテーマ:創作イラスト

 

遅くなったけど今年のクリスマス絵はスゥ君ですよ。

子どもが主役のイベントは子どもが楽しそうにしている姿を描きたくなってしまう。

去年のクリスマス絵の時の年齢よりも幼いイメージで描いた。

何歳かは想像にお任せしたいタイプなので、はっきりは言わないでおく。ないしょ。

因に個々数年はイヴの絵とお話だったけど、今年はクリスマス当日にしたよ。

毎年スゥ、ローラ、アシュリー達三家族でクリスマス・イブにパーティ→クリスマスを迎えるという流れになっているのだけど、今年の絵とお話はかれらとパーティをする事を約束する前の時代だと思っていただければと…!

なので今年はスゥ君とレクムさんのお話。

 

 

 

私が幼い頃はサンタさん宛に欲しいプレゼントを書いたお手紙を、家にある専用ポストに入れ数日したら中が空になっていた。

空になったらサンタさんが持って行ったんだ!と喜んだ。

イブの日はそわそわしていつもより早く寝て、いつもより早く起きてプレゼントを空けて喜んでいた。

 

子どもがプレゼントを手にした瞬間のきらきらした表情や目は、宝物を手に入れたようでとても可愛いと思う。

そのおもちゃや本やゲームは、彼らにとっては宝物。その瞬間一番輝いて見えるもの。

プレゼントを包んでいる包装紙は可愛い。カラフルで見ているだけでもわくわくする。

スゥ君もきっと、プレゼントを手にした瞬間はとっても嬉しくて、その日はずっとにこにこしていると思う。

今日のお話はレクムさんの日記から拝借。

スゥ君の従者として日々傍らで見守りながら、成長記録も兼ねた日記を彼は書いています。

 

 

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○お話○

 

12月25日(天気:雪)

 

昨日はクリスマス・イブだったので、王子は「今年こそ、サンタさんに会う!」と夜遅くまで起きては意気込んでいたが、案の定寝落ちした。

 

何度もソファーの上でこっくりこっくりと、船を漕いではその都度はっとして目を覚まし、背筋を伸ばして座り直していたけれど、また数分もすれば同じような事の繰り返し。

私は風邪をひくといけないので「もうお休みになられては?」と何度もそう王子に声をかけたけれど、「やだ。今年こそサンタさんに会う!」と言って頑にベッドには行かなかった。

どうして毎年そうまでしてサンタさんに会いたいのか王子に尋ねると、「お礼をいいたいから」という意外な返事。

その事について詳しく聞き出すと、どうやら"毎年プレゼントをありがとう"というお礼を直接伝えたいのだそうだ。

 

 

 

クリスマスに子どもがプレゼントを貰うこと、これは子どもであるが故の特権だと思うし、それが彼らにとってはいい意味で当たり前だ。

クリスマスとはそういうものだろう。

なのでそれに対してはなにも疑問は持ってはいないのだけれど、たとえそれがかれらにとって"当たり前"であったとしても感謝の気持ちを忘れないところは、なんというか、王子らしいなと思った。

今年も私は当たり前に王子の夜更かしに付き合っていたけれど、やはり彼は今回も睡魔には勝てなかったようだ。

気づいたらソファーの上ですやすやと本格的に眠ってしまっていたので、起こさないように抱えてベッドへお連れした。

昨日はいつもよりも冷え込んでいたので、念のため毛布を一枚多くかけ、寝顔を確認した後私も自分の寝床に入った。

 

 

 

クリスマス当日である今日は何時になく寝起きがよかったようで、ベッドから飛ぶように起きてプレゼントのもとへと走っていった王子は、包装紙やリボンを解いてお目当ての本体を確認した後、暫くをれを手に持ち嬉しそうに眺めていた。

自分が持つ大きな本を彼はまじまじと見つめ、その後はその場に座り込み、先程の勢いとは反して今度はゆっくりと、1ページ1ページを大切に読み始めた。

目に飛び込んでくる情報をひとつも取りこぼさないよう夢中になっている様子はとても微笑ましかったが、その前に朝食を食べなくてはと、こちらが声をかけてもまるで空返事しかしない。

寝間着のままで居ることで風邪をひいても困るので、まずは着替えをさせ朝食も食べてもらったが、その間ずっと、王子は本を自分の傍らにおいていた。

いつでも手に取れるところに置いて、何をするにも視界の中に入れておきたかったのだろう。

そんなに誰かから大切に思われているこの本はさぞかし幸せだろうと、彼の様子を見ていて思った。

 

 

 

朝食を食べた後、王子は暖炉の側にあるソファーの上に座り、一日中先程手に入れた宝物に夢中になっていた。

「それはどんな本なのですか?」と質問をすると、「世界中の色々な物語が載っている本だよ!」とその時ばかりは本から目を離し、キラキラした表情で答えてくれた。

自分が夢中になっているものに誰かが興味を持ってくれたのが嬉しかったのか、どうしてその本をサンタさんにお願いしたのか、熱心に説明してくれた。

「今度私にも読ませてください」と言ってみたら「ぼくが読み終わったら貸してあげる」だそう。

今日はいつもよりも早く起きたせいか、眠くなるのも早かったらしく、今夜はもう王子はベッドの中で眠っている。

本は寝る直前まで読んでいたようなので、ベッドの中でその持ち主と一緒だ。

きっと彼は暫くはそれに夢中なんだろうと思う。

楽しそうでなにより。

 

 

 

-レクムの日記より-

 

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昔レクムの日記をこうして書き出したりしていたな、と先日ふと思い出しました。

今年は大人目線からのクリスマスのお話でした。

レクムさんやたらと風邪について心配しているw

以下雑記。

 

 

 

 

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| 年間イベント | 17:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
仮面の下

JUGEMテーマ:創作イラスト

 

塗り残しと描きたしを忘れている箇所を見つけてしまったけれどまぁいいか。

最近は楽書きを沢山しています。楽し過ぎてやばい。

先月からとある事が解決せずにずるずる続いていて、一時期ストレスで体にちょっと異変が出てたんだけど、

私はストレスがピークに達するとあぁもう面倒くせぇ〜〜〜〜〜なんとかなるやろっ!わはは!

みたいな感じで悩む事すら面倒になるタイプなので、いい意味で吹っ切れてます。

明日またその件で時間とメンタル削られるけれど、日々のお絵描きが私を支えてくれているので大丈夫さ…

オゼロの世界もそこの住人達も私にとって存在がでかい。常に支えと拠り所になってくれてる感。偉大。

 

最近珍しくレクムさんのターンが続いているぞ!

なので、連続してお話載せますよ。

途中から畳みます。

 

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【陰(No.0=Lecum=Requiem)】

 

レクムの誰にも見せない顔。

何を考え何を思っているのかよくわからない、掴みどころのない一面を持つ人。

普段は笑顔の仮面を被って生きている。

仮面の下には沢山の顔を隠している。

そういう生き方を選んだ、主のためならば天使にも悪魔にもなれる、シャルル国王子スゥの従者、レクム。

 

"No.0"とは、かつていた組織で与えられたナンバー。

"Lecum"とは、皆から呼ばれている名前。

"Requiem"とは、彼の本当の名。

しかし、本来の名がある事を本人は知らない。

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| 【お話】幸福の国(シャルル国) | 21:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
雪だるまつくろ〜

JUGEMテーマ:創作イラスト

タイトルはアナ雪とは関係ないぞ!(懐かしい)

今年は全然ブログを更新出来なかったので(って去年の年末も言った気がする)

今月の残りは可能な限り更新したいし絵も描きたい。

 

前回記事で久しぶりにレクムの話をしたので、もう少し描きたいなぁと思ってね、

従者として仕えているレクムさんを今日は載せますよ。主はシャルル国王子スゥ君。

前回記事の続きとして話しますけど、レクムは00-ジャックよりも先に組織エダから逃げ出して森を彷徨い、

行き着いた先にあった小さな国シャルル国の国王に助けられます。

身寄りも無い年端もいかない子共が、身ひとつで森を彷徨い憔悴しきっていたのを哀れんだ国王は、

介抱した彼をそのまま城に住まわせ、それから従者のひとりとしてレクムは国王に忠誠を誓い、お仕えします。

 

で、数年後のスゥ君が誕生した日にシャルル国は何者かによる襲撃にあい、

王や王妃を含めた沢山の国民達が死に、城は崩れさらに王子は行方不明に。

という、最早シャルル国がその後国として持ち直したという事実が奇跡かと思うレベルで国が崩壊寸前にまで陥るのですが、レクムさんは生き残って行方不明になったスゥ君を探し、国の再生の為に頑張り、奇跡的に無事(とは言い難いけれど)に返って来た王子が大変な事になっていたので、あれこれ兎に角めちゃくちゃ頑張った御陰でスゥ君は今、優しい笑顔を取り戻して幸せに生きてるよっていう、兎に角レクムさんは運がいいんだか悪いんだかよくわからないけどなんやかんやで生き残っているし常に頑張っている苦労人です。

端折った諸々の細かい事についてはちょいちょい過去記事に書いているし、

細かく話し出すとそれだけで記事が終わるので今日はざっくりした説明で失礼します。

 

 

 

今回の絵、背景に色を入れるか入れないか迷ったのでどっちも載せちゃえ!

って事でこっちのバージョンも。

モノクロ+αの配色は便利過ぎてつい多用してしまう。カラフルも好きだけどシックなものも好きです。

 

以下お話。長いので途中から畳みます。

お話の途中で触れている"小さな雪だるま"については、以前書いたクリスマスのお話にてスゥ君が説明していますので、

リンク貼っておきますね→小さなサンタさん

 

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◇お話◇ ★スゥ ★レクム

 

ぼくはシャルル国の王子、スゥ。

昨日から続く大雪の為、外の景色は真っ白一面、雪景色。

ぼくは"雪だるま"を作る為に側近のレクムと共に外へとやってきた。

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| 【お話】幸福の国(シャルル国) | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
自分同士

JUGEMテーマ:創作イラスト

もう12月なんてウソだろ…誰かウソだと言ってくれ…

という気分のsamanthaです。一年って恐ろしく早い。なんてこった…
先月まで展示とかイベントとかその他なんか色々忙しくしていて何をしていたのか結構おぼろげ。

イベントはとても楽しかったです。

自分の活動し易い場所というものを見つけられたのかな?と何となく思えたいい経験でした。

来てくださった方々、本当にどうもありがとうございました。

 

話変わって今日はめちゃくちゃ久しぶりに組織エダに居た組の楽書きを載せますね。

キルマとエルナと能力者のお話は途中で止まっていたよね。しかも何年も前から。はは…

話は外付けHDにもう完成状態で保存してあるんだけど絵にするのが難しくて更新保留になってるんだよ酷いな!

時間が経ち過ぎているのでいっそまるっと話も書き直した方が良さげ。

組織エダ周りの話や絵を描くとオゼロの世界の雰囲気にしては僅かではあれ近未来SF要素じみたものが入っていて違和感あるかもしれませんが、彼らもちゃんと惑星マザーの住人達ですので、ゆーっくりではありますが小出しに形にしていきますよ。

以下はお話。長いので途中から畳みます。

が、今回のお話の後半は全然明るくないので閲覧注意、と一応言っておきますね。

気分が落ち込んでいる人は見ないほうがいいよ。

 

 

 

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◇お話◇

 

惑星マザーには色々な種族の生き物達が暮らしています。

彼らはそれぞれ特殊な能力を持って生活をしています。

ある種族は精霊達との意思疎通が可能であり、またある種族は翼を持ち飛行を得意としています。

人間たちは、というとあまりにも平凡で他の種族に比べ特別と言えるような力や能力は持ってはおらず、

(ある意味それが人間の特徴でもあるのですが)

優れた能力が"何も無い"という劣等感やそこから来る焦りから、

ヒト科の持つ高い知能を最大限に生かし、考え、あらゆる研究に励み、そのうちかれらは"不思議な道具"を沢山作るようになります。

その道具は失敗と成功を重ね、やがては不可能を可能にする"奇跡の道具"と化していきます。

 

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| 【お話】組織エダ | 00:01 | comments(0) | trackbacks(0) |